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ロゴ ~こんにちは!気象庁です!平成28年2月号~

目次

気象測器検定試験センターによる海外への技術協力活動
平成27年12月の地震の状況
平成27年12月の火山の状況
平成27年12月の日本の天候
平成27年12月の世界の天候
平成27年11月の毎日の天気図
リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:約130KB】
内容
気象測器検定試験センターによる海外への技術協力活動

気象測器検定試験センターによる海外への技術協力活動

 気象庁は、雨量計などの各種気象測器を適切に維持・管理するため、茨城県つくば市にある「気象測器検定試験センター」において、国内の気象台で使用している気象測器の分解点検や清掃、故障した気象測器の修理、さらには高い観測精度を維持するための点検・校正(※)などの業務を行っています。加えて、海外の気象機関に対する技術協力も極めて重要な責務です。

 大気に国境はなく、わが国の毎日の気象予測や地球規模での気候変動の監視を高い精度で実施するためには、世界各地で高品質の気象観測が行われることが必要です。しかしながら、開発途上国の中には気象測器の管理やメンテナンスが適切でないために、正しいデータが取得できていない国も少なくありません。このため、世界の気象業務の調整役を担う国連の専門機関である世界気象機関(WMO)は、各国の保有する気象測器の精度を高い水準に維持することや、気象測器の維持・管理を担う専門家を育成することを目的として、世界各地に地区測器センター(RIC)を設置しています。気象測器検定試験センターは、WMOにおける第Ⅱ地区(アジア地域)の測器センターに指名されています。

 気象測器検定試験センターでは、RICとしての様々な国際協力を、国際協力機構(JICA)の技術プロジェクトなどとも連携して行っています。例えば、気象測器をより適切に維持・管理できるよう、気象測器の校正技術を伝えたり、適切な観測環境に関する指導を行ったりすることで、各国の気象局の人材育成・観測技術向上を支援しています。

 同センターにおける最近の国際的な活動として、2010年には「気象観測データ品質管理に関するワークショップ」を、2013年には「WMO 第Ⅱ地区気象測器の校正及び保守に関するワークショップ」をWMOと共同で開催しました。

 2013年以降はバングラデシュを皮切りに、フィジー、モザンビーク、スリランカの各国気象局職員をJICAが招へいし、同センターが協力して測器校正技術に係る研修を実施しています。各国の実情に合わせた意見交換に多くの時間を費やしたり、実習時間を多く割り当てたりすることで、帰国後の気象測器の校正技術や観測技術の向上に直結した研修内容となるよう工夫しています。さらに、日本での研修の後、同センターの職員を専門家として各国に派遣して、現地における検査装置の使用方法が適切であること、校正が的確であることの確認・指導を行い、また、他の案件でそれらの国に出張する他部局の職員にもフォローをお願いするなど、粘り強く技術の定着を図っています。
 気象測器検定試験センターでは、今後もアジア地区をはじめとする各国気象局職員の人材育成などを通じ、世界各地における高品質な気象観測の実施に貢献していきます。

     ※校正 : 計器・測定装置の目盛りを正しい基準量と比較して補正値を知ること


図 地区測器センターとしての国際協力活動の様子。測器校正に係る研修風景。
左図:フィジー気象局(FMS)職員によるデジタル気圧計の校正。FMS職員は、2015年6月に来日し、約2週間にわたって
       研修を受けられました。
右図:モザンビーク気象局(INAM)職員によるガラス製温度計の読み取り。INAM職員は、2015年12月に来日し、約2週間
       にわたって研修を受けられました。



平成27年12月の地震の状況

平成27年12月の火山の状況

   

平成27年12月の日本の天候

平成27年12月の世界の天候

低緯度域各地の高温

 インドネシア中部からインド南部、モーリシャス及びその周辺、中米から南米北西部、ブラジル東部など、低緯度域各地で異常高温となりました。月平均気温は、インド南部のハイデラーバードで25.1℃(平年差+3.2℃)、モーリシャスのロドリゲス島で27.0℃(平年差+1.3℃)、メキシコ南東部のメリダで26.5℃(平年差+3.0℃)、ブラジル東部のフロリアノで31.8℃(平年差+4.1℃)でした。

ヨーロッパ東部~北アフリカ北西部の高温・少雨

 ヨーロッパ東部から北アフリカ北西部にかけて異常高温・異常少雨となりました。英国南部のヘルネでは月平均気温が11.8℃(平年差+6.3℃)、クロアチアのザグレブでは月降水量が0mm(平年値67.0mm)でした。英国の月平均気温は、12月としては1910年以降で最も高くなりました(英国気象局)。また、フランスの月降水量は12月としては1959年以降で最も少なくなりました(フランス気象局)。

カナダ南東部~米国南部の高温、米国中西部~南部の多雨

 カナダ南東部から米国南部にかけて異常高温となりました。米国のペンシルベニア州フィラデルフィアでは月平均気温が10.7℃(平年差+7.6℃)でした。また、米国中西部から南部にかけて異常多雨となりました。米国のジョージア州アトランタでは月降水量が318mm(平年比330%)でした。米国本土では、12月としては1895年以降で月平均気温が最も高くなり、月降水量が最も多くなりました(米国海洋大気庁)。米国中西部から南部にかけては、竜巻や洪水により合計で30人以上が死亡したと伝えられました(米国政府)。

図 月平均気温平年差分布図・月降水量平年比階級分布図

月平均気温平年差分布図 月降水量平年比階級分布図

図をクリックすると、大きな図がご覧になれます。

平成27年11月の毎日の天気図

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