キーワードを入力し検索ボタンを押下ください。

ロゴ ~こんにちは!気象庁です!平成26年2月号~

目次

2013年12月のオホーツク海の海氷域面積は過去最小
3月の気象/~二酸化炭素を吸収する海洋~
平成25年12月の地震の状況
平成25年12月の火山の状況
平成25年12月の日本の天候
平成25年12月の世界の天候
平成25年11月の毎日の天気図
リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:約477KB】
内容
2013年12月のオホーツク海の海氷域面積は過去最小
  
3月の気象/~二酸化炭素を吸収する海洋~

2013年12月のオホーツク海の海氷域面積は過去最小

 2013年12月のオホーツク海の月平均海氷域面積(*1)は66,900km2(平年値(*2):304,900km2)にとどまり、12月の月平均海氷域面積としては1971年の統計開始以降最小となりました(図1、図2)。
図1 2013年12月のオホーツク海の海氷分布の白い領域が海氷域、赤線は平年の海氷縁を示す
【図1 2013年12月のオホーツク海の海氷分布の白い領域が海氷域、赤線は平年の海氷縁を示す】

図2 2013~2014年海氷期のオホーツク海の海氷域面積の推移(1月10日現在)
【図2 2013~2014年海氷期のオホーツク海の海氷域面積の推移(1月10日現在)】

 1971年以降、オホーツク海の海氷域面積には長期的な減少傾向がみられますが、地球温暖化の影響が顕著に表れている北極域に比べ、地域的な気温や風の影響を強く受けるオホーツク海では、年ごとの海氷域面積の変動が大きく現れています。2013年11月から12月にかけては、オホーツク海で冬型の気圧配置が平年より弱く、気温が平年より高かったこととから海氷域面積の拡大が遅れたと考えられます(図3)。
図3 2013年11月から12月にかけてのオホーツク海の気圧配置模式図
【図3 2013年11月から12月にかけてのオホーツク海の気圧配置模式図】

 2013年11月から12月にかけては、冬型の気圧配置が平年より弱かったため、オホーツク海では寒気の流入が弱く、暖気の流入もあったことから気温が平年より高かった。

 なお、1月に入ってオホーツク海南部ではほぼ平年並の寒気を伴う北よりの風が吹き、海氷域の最南端の位置は1月14日現在、ほぼ平年並の北緯45.6度付近にあり、海氷域面積は平年より小さい463,400km2(速報値)になっています。今年の網走における流氷初日は、1月21日と平年並(1月19日~1月24日)でした。 気象庁ホームページの「海洋の健康診断表」では、オホーツク海の海氷に関する最新の状況と予想を発表していますので、あわせてご利用ください。 (http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/seaice/dbindex.html) *1 月平均海氷域面積:5日、10日、15日、20日、25日及び月末の海氷域面積の平均値 *2 1980年~2009月の12月の月平均値

3月の気象/~二酸化炭素を吸収する海洋~

 20世紀半ば以降の気温上昇について、2013年9月に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書は、産業活動によって大気中に排出された二酸化炭素が主要な原因であると指摘しています。海洋はその排出された二酸化炭素の約3割に相当する量を取り込んで大気中濃度の増加を抑制しています。 しかし、地球温暖化の進行に伴い海洋の二酸化炭素の吸収能力は低下すると考えられており、地球温暖化の進行の加速が懸念されています。また、海洋が吸収した二酸化炭素の蓄積により、海洋生態系に影響を及ぼすとされる海洋酸性化が進行することも懸念されています。そのため、海洋による二酸化炭素の吸収量の変化を監視することは、地球温暖化の将来予測や地球環境の変化の把握にとって重要です。

 気象庁は、海洋中の二酸化炭素の変動を調べるため、日本周辺海域及び北西太平洋で海洋気象観測船による観測を継続して実施しています。この観測結果とともに、国内外の観測船によって取得された表面海水中の二酸化炭素データ等を用いて、全球の海洋の二酸化炭素濃度の分布と海洋による二酸化炭素の吸収量(図上)を求め、2013年11月に「海洋の健康診断表」※から国内で初めて定期的な情報提供を開始しました。

今回の解析結果によると、海洋による二酸化炭素の吸収量は、1年あたり19億トン炭素(1990~2011年の平均。単位の「億トン炭素」は、二酸化炭素吸収量を炭素の重量に換算した値)で、近年増加傾向にあることが分かりました(図下)。

 気象庁では、引き続き海洋の二酸化炭素の変化に注目して海洋の監視と情報提供を行い、地球環境に対する的確な政策の策定に貢献していきます。

※気象庁ホームページ「海洋の健康診断表」http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/index.html


海洋の二酸化炭素吸収/放出量の分布(2011年12月)
【図4 海洋の二酸化炭素吸収/放出量の分布(2011年12月)】

海洋の二酸化炭素吸収/放出量の分布(2011年12月)
【図5 大気から海洋への二酸化炭素吸収量(1990~2011年)】

平成25年12月の地震の状況

平成25年12月の火山の状況

   

平成25年12月の日本の天候

平成25年12月の世界の天候

中国南部~インドシナ半島の低温・多雨

 中国南部からインドシナ半島にかけて異常低温・異常多雨となりました。中国コワントン(広東)省のコワンチョウ(広州)では月平均気温が11.9℃(平年差-3.6℃)、タイ北部のウドンタニでは月降水量が58mm(平年比1706%)となりました。

ヨーロッパ北西部の多雨

 ヨーロッパ北西部では異常多雨となりました。ノルウェー南部のスタバンゲルでは月降水量が248mm(平年比206%)となりました。

カナダ中部・米国西部及びその周辺の低温

 カナダ中部・米国西部及びその周辺では異常低温となりました。米国コロラド州のグランドジャンクションでは月平均気温が-8.9℃(平年差-7.3℃)、米国ミシガン州のマーケットでは月平均気温が-11.7℃(平年差-4.1℃)となりました。

図 月平均気温平年差分布図・月降水量平年比階級分布図

月平均気温平年差分布図 月降水量平年比階級分布図

図をクリックすると、大きな図がご覧になれます。

平成25年11月の毎日の天気図

Adobe Reader

このサイトには、Adobe社Adobe Readerが必要なページがあります。
お持ちでない方は左のアイコンよりダウンロードをお願いいたします。

このページのトップへ