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ロゴ ~こんにちは!気象庁です!平成25年6月号~

目次

こんにちは!天気相談所です! 第1回「週間予報では傘マークついてなかったのに!」
UVインデックスと紫外線対策
平成25年4月の地震の状況
平成25年4月の火山の状況
平成25年4月の日本の天候
平成25年4月の世界の天候
平成25年3月の毎日の天気図
内容
こんにちは!天気相談所です! 第1回「週間予報では傘マークついてなかったのに!」
UVインデックスと紫外線対策

こんにちは!天気相談所です! 第1回「週間予報では傘マークついてなかったのに!」

気象庁天気相談所のはれるん こんにちは、はれるんです。何年も前からこんな風に天気相談所の窓口に座っています。天気相談所には毎日いっぱい電話が架かってきます。いろいろなご意見や問い合わせをもらっているけど、けっこう同じような話が多い気がするよ??ちょっと天気相談所の人に聞いてみよう・・・。

 「1週間前に見た週間予報では傘マークがついてなかったのに、なぜ雨が降っているの!!」
  天気相談所では、このような問い合わせをいただくことがよくあります。
 全国の気象台では、今日・明日・明後日の天気予報、および1週間先までの週間天気予報を毎日発表していますが、例えば、明日と7日目の天気予報では、“確からしさ”はまったく違います。
 また、気象台では毎日、地球の各地の天気などのデータを基に週間天気予報を日々考え直しているため、気になる日が近づいてから「雨が降る」という予報に変えることもあります。
 遠くのものほどはっきり見えないことと同じように、1週間先の天気予報を実際の天気に近いものとすることは難しいのです。

 今日、明日の予報では6時間ごとの降水確率や雨の降る時間帯も予報していますし、一部の地域だけで雨が降ると予想される時に「所により雨」という表現を使っていますが、明後日以降の予報ではこのような詳しい予報や表現は使っていません。このような違いがありますのでご注意のうえ、なるべく新しい予報を使っていただくようお願いします。なお、週間予報には予報の確度が高い順にA、B、Cで表す、「信頼度」をつけていますので参考にしてください。
 このようなことは「こんにちは!気象庁です!」をご覧の方ならよくご存じかもしれませんが、周りの方の中に「週間予報も今日や明日の予報も同じようなものだ」と思っている方がおられれば、こんな違いがあることを頭に入れて予報を見た方がいいよ、と伝えて頂けると助かります。 1週間後の天気予報の難しさをダーツに例えると・・・
1週間後の天気予報の難しさをダーツに例えると・・・

UVインデックスと紫外線対策

 夏は紫外線の強い季節です。紫外線は、体内でビタミンDを作るなど良い面もありますが、強い紫外線を浴び続けることにより皮膚が炎症を起こしたり、皮膚ガンや白内障の危険性を高めることもあります。このため、紫外線の浴びすぎには注意が必要で、特に海水浴や山登りなど戸外で活動することが多くなる時期(7月から8月)は、きちんと紫外線対策をとることをお勧めします。  そもそも紫外線とは、どのようなものなのでしょうか。太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。さらに紫外線(UV)は、波長の長いほうからA・B・C の3つに大別されています。

紫外線の種類と性質
紫外線の種類と性質


 紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すための世界共通の指標として、UVインデックスが用いられています。UVインデックスには、人体への影響が比較的大きいUV-Bの強さが大きく反映されます。このため、UVインデックスが大きいことは、単に紫外線が強いというだけでなく、人体に影響を及ぼす可能性が高いことを示しており、世界保健機関(WHO)では、UVインデックス8以上の時は日中の外出を控えるなどの紫外線対策を勧めています。

紫外線情報の例
「紫外線情報」の例(気象庁HPより)

 いつ、どこで紫外線対策を実施すればよいのか? と思われる方は、気象庁が発表する「紫外線情報」を参考にしてみて下さい(図)。気象庁では、スーパーコンピューターを使って計算した上空のオゾンの量や天気予報などを用いてUVインデックスを予測し、「紫外線情報」の中で発表しています。気象庁ホームページの「紫外線情報」では、このようにしてもとめた当日、あるいは翌日の1時間ごとのUVインデックスの予測値(全国の分布図と141地点の値)や過去の観測値、平均的な日最大UVインデックス(月ごとの推定値)などを参照することができます。
 ぜひ、効果的な紫外線対策に気象庁の「紫外線情報」をご活用下さい。

紫外線情報等は気象庁ホームページで ご覧いただけます。

平成25年4月の地震の状況

平成25年4月最大震度別/M別地震回数表
震度震度1震度2震度3震度4震度5弱震度5強震度6弱震度6強震度7合計
回数 183 62 18 6 1 1 1 272
マグニチュードM4.0~4.9M5.0~5.9M6.0~6.9M7.0~合計
回数 118 26 7 1 152

  • 地震活動
    4月13日05時33分に淡路島付近の深さ15kmでM6.3の地震が発生し、兵庫県淡路市(あわじし)で最大震度6弱を観測しました。
    4月17日17時57分に三宅島近海の深さ9kmでM6.2の地震が発生し、東京都三宅村(みやけむら)で最大震度5強を観測しました。この地震により東京都三宅村で小さな津波を観測しました。
    4月17日21時03分に宮城県沖の深さ58kmでM5.9の地震が発生し、宮城県石巻市(いしのまきし)、涌谷町(わくやちょう)、美里町(みさとまち)で最大震度5弱を観測しました。
     全国で震度3以上を観測した地震の回数は27回、日本及びその周辺におけるM4.0 以上の地震の回数は152回でした。

  • 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震活動
    「平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」の余震は、次第に少なくなってきているものの、最大震度4以上を観測した地震が4回、震度1以上を観測した地震が91回発生するなど、引き続き岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で発生しました。4月17日に宮城県沖でM5.9(最大震度5弱)の余震が発生しました。  国土地理院のGNSS※連続観測結果によると、引き続き東北地方から関東・中部地方の広い範囲で、徐々に小さくなってきてはいますが、余効変動と考えられる東向きの地殻変動が観測されています。
    • GNSS(Global Navigation Satellite Systems)とは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称です。

    平成25年4月の火山の状況

     霧島山(新燃岳)では、今期間、噴火の発生はありませんでした。火山性地震は、4月2日に一時的に増加しましたが、地殻変動観測や火山ガスの状況などに特段の変化はありませんでした。新燃岳の北西数kmの地下深くにあると考えられるマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止した状態が続いています。しかし、火口には多量の溶岩が溜まっており、火口直下の火山性地震がわずかながらも続いていることから、現在でも小規模な噴火が発生する可能性は否定できません。火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しており、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

     桜島では、爆発的噴火を含む噴火活動が継続しました。火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しており、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

     三宅島では、西方沖約10kmで4月17日10時過ぎから地震活動が活発化しましたが、三宅島の火山活動に特段の変化はありません。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。

     硫黄島では、島西部の旧噴火口(通称:ミリオンダラーホール)で、11日16時頃、小規模な水蒸気爆発が発生しました。この時間に火山性微動が発生しました。国土地理院の観測によると、2013年1月頃からわずかに隆起の傾向がみられていましたが、4月からほぼ停滞しています。火口周辺警報(火口周辺危険)が継続しています。

     蔵王山では、火山性微動が3回発生し、火山性の低周波地震もやや多い状況となりました。ただちに火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、今後の活動の推移に注意してください。

     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

    平成25年4月の日本の天候

    東・西日本中心に気温の変動が大きく、一時顕著な低温

     日本付近は10日程度の周期で強い寒気が南下し、一時顕著な低温となるなど、東・西日本中心に気温の変動が大きかった。21日は福島、長野で統計開始(1961年)以来最も遅い積雪となった。

    上旬に北日本から西日本で暴風雨

     6~8日は、低気圧が発達しながら日本海と本州南岸沿いを進んだ影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大雨や暴風となった。

    北・東日本と沖縄・奄美で多雨

     北・東日本では、上旬に発達した低気圧の影響を受けたことに加えて、その後も低気圧や前線の影響を周期的に受けたため、月降水量が多くなり、北日本日本海側では顕著な多雨となった。また、沖縄・奄美では前線や気圧の谷の影響を受けることが多く、多雨となった。

             
    4月の記録(1位更新のみ、*はタイ記録)
    月降水量多い方からの順位更新(mm) 東京 283.0、横浜 281.0
    月間日照時間少ない方からの順位更新(h) 石見沢 118.8

    平成25年4月の世界の天候

    中国北東部及びその周辺の低温

     中国北東部及びその周辺では異常低温となりました。中国リャオニン(遼寧)省のシェンヤン(瀋陽)では月平均気温が6.5℃(平年差-4.1℃)となりました。

    アラスカ~米国中西部の低温、米国中部の多雨

     アラスカから米国中西部の広い範囲で異常低温となり、米国中部では異常多雨となりました。米国サウスダコタ州のラピッドシティでは月平均気温が2.7℃(平年差-4.6℃)、米国ミシガン州のグランドラピッズでは月降水量282mm(平年比339%)となりました。

    ヨーロッパ南東部の高温

     ヨーロッパ南東部では異常高温となりました。イタリアのカターニアでは月平均気温が16.4℃(平年差+1.6℃)となりました。

    図 月平均気温平年差分布図・月降水量平年比階級分布図

    月平均気温平年差分布図 月降水量平年比階級分布図

    図をクリックすると、大きな図がご覧になれます。

    平成25年3月の毎日の天気図

    平成25年3月の天気図【PDF形式:1.2MB】

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