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ロゴ ~こんにちは!気象庁です!平成24年12月号~

目次

◎ 1月の気象
○ 平成24年10月の地震の状況
○ 平成24年10月の火山の状況
○ 平成24年10月の日本の天候
○ 平成24年10月の世界の天候
○ 平成24年9月の毎日の天気図
リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:約202KB】
内容
1月の気象 小寒、大寒

1月の気象 小寒、大寒

 24節気の中には「小寒」、「大寒」といういかにも寒そうな名前がついているものがあります。「小寒」は寒さが加わる頃といった意味で1月5日頃、「大寒」は1年中で最も寒さが厳しい頃という意味で1月20日頃にあたりますが、実際の気温はどうでしょうか。図1は東京、仙台、札幌の旬ごとの平均気温の平年値です。 1月下旬の前後が厳しい寒さのピークとなっており、「大寒」という名前は季節を良く表しているといえます。

月平均気温の平年値
図1 月平均気温の平年値 (縦軸の単位は℃)

 寒さが厳しい時期といっても年によって違いますし日によっても変わりますので、外出時のコートの選択など日々の生活には、気温がどう変化するか、天気予報のチェックが重要です。

 図2はここ30年ほどの東京の1月の月平均気温ですが、寒さが厳しい年、そうでもない年があり、かなり差があります。平成24年(2012年)は平年に比べ寒さが厳しい1月となりましたが、月を通して毎日が同じように寒かったわけではありません。図3に示す日々の最高気温、平均気温、最低気温を見ると、平年値(破線)より気温が低い日が多いのですが、平年より気温が高い日もあり、気温は日々変化しています。

1月の月平均気温(東京)1980年~2012年
図2 1月の月平均気温(東京)1980年~2012年
(縦軸の単位は℃ 破線は平年値)
2012年1月東京の気温の日変化
図3 2012年1月東京の気温の日変化
(横軸の単位は日 縦軸の単位は℃ 破線は平年値)

 特に注意して頂きたいのは、数日で最高気温が10℃近く変化するなど、日々の変化がかなり大きな場合もあることです。このような気温の変化は特別なことではなく、少し寒さが緩んだと思って安心していたら翌日は厳しい寒さに震えるということもあります。最高気温・最低気温の予報をうまく使って厳しい寒さを乗り切りましょう。

平成24年10月の地震の状況

平成24年10月最大震度別/M別地震回数表
震度震度1震度2震度3震度4震度5弱震度5強震度6弱震度6強震度7合計
回数 169 71 27 5 1 273
マグニチュードM4.0~4.9M5.0~5.9M6.0~6.9M7.0~合計
回数 99 12 1 112
  • 地震活動
  •  10月25日19時32分に宮城県沖でM5.6の地震が発生し、宮城県石巻市(いしのまきし)で最大震度5弱を観測しました。

     10月28日12時04分(日本時間)にカナダ、クイーンシャーロット諸島(ハイダ・グワイ)でMw7.8 (Mwは気象庁CMT解によるモーメントマグニチュード)の地震が発生しました。この地震により青森県から九州地方の太平洋沿岸の広い範囲で小さな津波を観測しました。

     全国で震度3以上を観測した地震の回数は33回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は112回でした。


  • 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震活動
  •   「平成23 年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震は、次第に少なくなってきているものの、最大震度4を観測した地震が5回、震度1以上を観測した地震が150回発生するなど、引き続き岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で発生しました。 10月25日に宮城県沖でM5.6(最大震度5弱)の余震が発生しました。

     国土地理院のGNSS※観測結果では、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」後の余効変動が継続していますが、その変動速度は小さくなってきています。

    • GNSS(Global Navigation Satellite Systems)とは、GPSをはじめとする衛星測位システム全般をしめす呼称です。

    平成24年10月の地震に関する詳しい情報は、こちらをクリックしてください。

    平成24年10月の火山の状況

     霧島山(新燃岳)では、今期間、噴火は発生せず、火山活動に特段の変化は見られませんでした。新燃岳直下の火山性地震は8月30日に新燃岳南西1㎞付近で一時的に増加した後、それまでよりわずかに多い状態になっています。国土地理院によると、新燃岳の北西地下深くのマグマだまりへのマグマの供給に伴う地盤の伸びの傾向は、 2011年12月頃から鈍化し、2012年1月以降ほぼ停滞しています。以上のように、新燃岳の北西数kmの地下深くのマグマだまりへの深部からのマグマの供給は停止した状態が続いています。しかし、火口には多量の溶岩が溜まっており、火口直下の火山性地震がわずかながらも続いていることから、現在でも小規模な噴火が発生する可能性は否定できません。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しています。

     桜島では、爆発的噴火を含む活発な噴火活動が継続しました。昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2km の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しています。

     三宅島では、やや多量の火山ガスの放出が続いています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。

     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

    最近の火山活動についての解説資料は、こちらをクリックしてください。

    詳しい地方別の火山に関する情報はこちら( 北海道地方 東北地方 関東・中部地方 九州地方 沖縄地方 )をクリックしてください。

    平成24年10月の日本の天候

    北日本で高温

     北日本では、上旬を中心に暖かい空気に覆われて気温が高い日が多く、上旬の平均気温は、10月上旬としては平年差が+1.8℃と統計を開始した1961年以降で高い方からの一位(1994年とタイ記録)となり、月平均気温もかなり高かった。

    東・西日本で日照時間が多かった

     東・西日本では高気圧に覆われて晴れた日が多く、月間日照時間は、東・西日本太平洋側でかなり多かった。

    10月の記録(1位更新のみ、*はタイ記録)
    月平均気温高い方からの順位更新(℃) 帯広 11.4*、釧路 12.4、広尾 12.6、むつ 13.9

    平成24年10月の日本の天候に関する詳しい情報は、こちらをクリックしてください。

    平成24年10月の世界の天候

    カザフスタン西部~チュニジアの高温

     カザフスタン西部からチュニジアでは、異常高温となりました。トルコのイスタンブールでは月平均気温が20.0℃(平年差+4.1℃)となりました。また、チュニジアのガフサでは、月平均気温25.8℃(平年差+4.6℃)となりました。

    アルゼンチン中部の多雨

     アルゼンチン中部では、異常多雨となりました。アルゼンチンのネウケンでは月降水量88mm(平年比381%)となりました。

    ハリケーン「サンディ」

     米国東部では、ハリケーン「サンディ」の影響により100人以上が死亡したと伝えられました(米国連邦緊急事態管理省)。またハイチとキューバ―では、合わせて60名以上が死亡したと伝えられました(国際連合人道問題調整事務所、キューバ政府)。

    図 月平均気温平年差分布図・月降水量平年比階級分布図

    月平均気温平年差分布図 月降水量平年比階級分布図

    図をクリックすると、大きな図がご覧になれます。

    世界の天候に関する詳しい情報は、こちらをクリックしてください。

    平成24年9月の毎日の天気図

    平成24年9月の天気図【PDF形式:1.2MB】

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