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〜こんにちは!気象庁です!平成22年1月号〜◎ リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:約370KB】
- 内 容
- ◎ 航空気象情報について 〜航空機の安全で効率的な運航を支援するために〜
- ◎ 2月の気象 〜春一番〜
航空機のパイロットや運航管理者は、安全で快適な飛行コースや効率的な燃料搭載量を決めるために、航空路や目的空港の気象実況や気象予報を利用しています。気象庁では、航空管制機関や航空会社等に航空機の安全で効率的な運航を支援するための気象情報を提供しています
○空港の気象に関する情報
航空機の安全な離着陸のため、滑走路周辺の気象を常に観測しています。さらに、風向・風速の変化、積乱雲の発達による雷雨などの天気、霧などの発生にともなう悪視程、雲底の高さなど離着陸に影響を及ぼす気象要素を、「飛行場予報」として全国の35空港に提供しています(飛行場予報の例を図1に示します)。
特に、離着陸あるいは空港に待機中の航空機や空港施設などに重大な影響を与える気象現象が予想される場合には「飛行場気象情報」や「飛行場警報」を発表し警戒を呼びかけます。
○上空の気象に関する情報
飛行中の航空機に影響を及ぼす航空路上の雷、台風、乱気流、着氷などの悪天候、火山の噴煙等を監視・予想した、「国内悪天予想図(図2)」、「空域気象情報」、「航空路火山灰情報」などを作成し提供しています。
特に、「国内悪天予想図(図2)」では、上空のジェット気流やCAT(晴天乱気流)域など、飛行に重大な影響を及ぼす要素について予想します。

2月は冬から春へと季節が移り変わり始める月です。
西高東低の冬型の気圧配置は長続きしなくなり、移動性の高気圧や低気圧が日本付近を通過することが多くなります。低気圧が発達しながら日本海を通ると、低気圧に向かって強い南風が吹き急に暖かくなって、一時的に春の陽気になったりしますが、気温の急上昇による融雪やなだれ、低気圧や前線の接近、通過に伴う暴風や大雨などに警戒が必要です。
○春一番
低気圧が発達しながら日本海を通ると、東日本や西日本では南から強風が吹き込んで気温が上がります。 2月の立春から3月の春分の間に吹く最初の暖かく強い南風を「春一番」と呼びます。
2009年は2月13日に、低気圧が発達しながら日本海を北東に進み(図1)、各地で春一番が吹きました。この日、東京では最大風速が南南西9.6メートル(最大瞬間風速20メートル)、最高気温は翌14日にかけて23.9度まで上昇し、 5月下旬の陽気となりました(図2)。
「春一番」という言葉には春の訪れを告げるような響きがありますが、強い南風や気温上昇による融雪・なだれ、暖気の流入による大雨にも警戒する必要があります。
また、低気圧からのびる寒冷前線が通過する際には短時間の強い雨や雷、突風、時には竜巻が発生することもあります。その後、寒冷前線が通過すると強い北風に変わって気温も下がり、大荒れの天気となることがあるため、様々な災害への警戒が必要です。本事例でも、13日から14日にかけて西日本や北日本で強風による鉄道の運休やフェリー・航空機の欠航など、各地で交通機関に影響が出ました。また、この期間、秋田県では多いところで90ミリの総降水量を観測し、土砂崩れや床下浸水、道路の冠水などの被害がありました。
| 平成21年11月最大震度別/M別地震回数表 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 震度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5弱 | 5強 | 6弱 | 6強 | 7 | 合計 |
| 回数 | 67 | 30 | 8 | 1 | 106 | |||||
| M | M4.0〜4.9 | M5.0〜5.9 | M6.0〜6.9 | M7.0〜 | 合計 | |||||
| 回数 | 55 | 4 | 59 | |||||||
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
全国で震度1以上を観測した地震の回数は106回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は59回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、10月30日に発生した奄美大島北東沖の地震に伴う小さな変動が見られます。それ以外は特に目立った変動は見られません。
桜島の昭和火口では、爆発的噴火を含む噴火が時々発生しました。引き続き、昭和火口及び南岳山頂火口から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒が必要です。桜島では、火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しています。
浅間山では、火山性地震がやや多い状態で推移しています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
諏訪之瀬島では、小規模な噴火が時々発生しました。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続しています。
その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。
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⇒ 詳しい地方別の火山に関する情報はこちら( 北海道地方 東北地方 関東・中部地方 九州地方 沖縄地方 )をクリックしてください。
日本付近を低気圧が次々に通過したため、全国的に曇りや雨の日が多かった。特に西日本では10〜11日に本州付近を通過した低気圧により大雨が降ったこともあり、月降水量がかなり多くなった。また、北日本太平洋側では月間日照時間がかなり少なかった。
全国的に、上旬後半から中旬前半にかけてと下旬は気温が平年を上回った一方、月初めと中旬後半には平年を下回り、寒暖の変動が大きかった。
| 11月の記録(1位更新のみ、*はタイ記録) | |
|---|---|
| 月降水量多い方からの順位更新(mm) | 豊岡 364.5 舞鶴 321.0 萩 243.0 浜田 232.5 洲本 316.0 和歌山 390.0 飯塚 197.0 枕崎 310.5 |
| 月間日照時間少ない方からの順位更新(h) | 雲仙岳 75.9 |
値の横に]がある場合には、月別値を求める際に使用したデータ(日別値)に欠測等、統計に用いなかった値が含まれている(資料不足値)
中国周辺では、中旬を中心に発達したシベリア高気圧の影響を受け、異常低温となりました。中国シャンシー(山西)省のタイユワン(太原)では月平均気温が-0.9℃(平年差-3.8℃)となり、モンゴル西部のウリヤスタイでは15日の日最低気温が−34℃を下回りました(平年値:約−19℃)。
ヨーロッパ西部周辺では、低気圧の影響を受けることが多く、異常多雨となりました。イギリス南部のロンドン(ヒースロー空港)では月降水量が148mm(平年比301%)となり、ドイツ東部のベルリンでは2〜4日の3日間降水量が70mmに達しました(11月の月降水量平年値:44.3mm)。
オーストラリア南東部では、暖かい北風が入ることが多く、異常高温となりました。オーストラリア南東部のウォガウォガでは月平均気温が23.9℃(平年差+5.8℃)となり、同じくオーストラリア南部のアデレードでは19日の日最高気温が43℃に達しました(平年値:約24℃)。
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