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〜こんにちは!気象庁です!平成21年10月号〜◎ リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:約1MB】
- 内 容
- ◎ 震度階級関連解説表が新しくなりました
- ◎ 11月の気象 〜冬の便り〜
「気象庁震度階級関連解説表」は、ある震度の揺れがあった場合に実際にどのような現象や被害が発生するかをわかりやすく解説したものです。これまで使用していた解説表は作成から10 年以上が経過し、社会の変化とともに時代に合わない点が出てきていました。
このため、平成21 年3 月31 日より新しい解説表に改定しました。
震度階級と被害との基本的な関係は、新しい解説表においても従来のものから変更はありません。
新しい解説表は表現をより分かりやすくし、近年の地震被害で社会的に注目された事項を追加しました。
解説表の主な変更点は以下のとおりです。
○ 震度6強と震度7は人間の感覚では区別が困難なため、人の体感・行動の事項を統合しました。
○ 木造建物や鉄筋コンクリート造の建物の状況は、耐震性の高低に応じた記載としました。また、実際よりも大きな被害をイメージさせる用語が用いられていたことから、適切な表現に変更しました。
○ 被害などの数量や程度の表現には、「かなり」や「多い」など意味があいまいな用語を避け、用語の意味を定義して使用しました。
なお、解説表の変更に伴い、一般の方々向けに震度に対応する被害等の状況が簡潔にわかるイラストつきの資料を作成しました。
また、防災担当者の方々の利便性を考慮し、解説表の利用に当たって参考となる資料を添付した「気象庁震度階級の解説」を別途作成しました。新しい「気象庁震度階級関連解説表」や上記資料につきましては、こちらに掲載しております。どうぞご利用ください。
11 月は、寒暖の変動を繰返しながら、日々気温が大きく下がっていく時期で、月はじめと月末では日平均気温が5℃から6℃程度違ってきます。大陸から日本付近に寒気が南下しやすくなり、各地で初霜や初氷の便りが聞かれるようになります。
また、冬型の気圧配置が現われることが増えて、太平洋側では次第に晴れの日が多くなり、日本海側では曇りや雨または雪の日が多くなります。北日本の山岳では積雪が見られるようになり、早いところでは11 月中からオープンするスキー場もあります。北日本から東日本では日本海側を中心に、平野部でも雪を観測する時期となります。平年の初雪日は、札幌では10 月27 日、秋田では11 月12 日、新潟では11 月24 日となっています。
平成20 年11 月中旬後半から下旬前半にかけて、この時期としてはかなり強い寒気が西日本を中心に南下し、冬型の気圧配置が強まりました(左図は最も寒気の影響が強まった日の地上天気図)。
これに伴い、気温は平年を大幅に下回り、日本海側中心に各地で雪が降り、平年では12 月以降に初雪を観測する西日本でも初雪を観測したところがありました。例えば広島では11 月19 日に平年より20 日も早い初雪を観測するとともに、翌朝の最低気温は平年より7℃も低い0.2℃を記録しました。
気象庁では、平成20 年3 月より、概ね1週先から2週先を対象として、1週間の平均気温が平年よりかなり低く(高く)なる可能性が高まった場合に、その出現確率とともに影響に対する注意を呼びかける異常天候早期警戒情報の提供を行っています。この年の11 月11 日には、近畿地方や中国地方などで18日以降の1週間の気温がかなり低くなる旨の異常天候早期警戒情報を発表しました。
こうした気象情報を上手に利用し、急な寒さにも体調を崩さぬよう注意したり、冬用タイヤの準備や装着など、日常生活にも活かしましょう。
| 平成21年8月最大震度別/M別地震回数表 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 震度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5弱 | 5強 | 6弱 | 6強 | 7 | 合計 |
| 回数 | 99 | 39 | 19 | 4 | 1 | 1 | 163 | |||
| M | M4.0〜4.9 | M5.0〜5.9 | M6.0〜6.9 | M7.0〜 | 合計 | |||||
| 回数 | 82 | 19 | 6 | 107 | ||||||
○ [地震活動]
8月11日05時07分に駿河湾でM6.5 の地震が発生し、静岡県伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市で最大震度6弱を観測しました。この地震により、静岡県の沿岸では高いところで36cm の津波を観測しました。国土地理院のGPS観測結果では、この地震に伴う小さな地殻変動が観測されています。
8月13日07時48分に八丈島東方沖でM6.6 の地震が発生し、東京都八丈町で最大震度5弱を観測しました。
全国で震度1以上を観測した地震の回数は163回、日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は107回でした。
桜島の昭和火口では、爆発的噴火を含む噴火が時々発生しました。引き続き、南岳山頂火口及び昭和火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されるので、火口から概ね2km の範囲では大きな噴石に警戒が必要です。桜島では、火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続しています。
口永良部島では、GPS による地殻変動観測で新岳火口浅部の膨張を示す変化が認められなくなったことなどから、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなったと判断して、8月4日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げ、噴火警報を解除しました。
浅間山では、火山性地震がやや多い状態で推移しています。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、 火口周辺規制)が継続しています。
三宅島では、多量の火山ガスの放出が続いており、火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺 規制)が継続しています。
諏訪之瀬島では、小規模な噴火が断続的に発生しました。火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火 口周辺規制)が継続しています。
その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。⇒ 最近の火山活動についての解説資料は、こちらをクリックしてください。
⇒ 詳しい地方別の火山に関する情報はこちら( 北海道地方 東北地方 関東・中部地方 九州地方 沖縄地方 )をそれぞれクリックしてください。
太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱かったため、北日本と東日本では、月平均気温が低く、北日本と東日本、西日本日本海側では月間日照時間が少なかった。
台風第9号が日本の南から東海道沖を進み、西日本を中心に記録的な大雨となった。
沖縄・奄美では太平洋高気圧に覆われることが多かったため、月を通じて気温は平年を上回り、月平均気温はかなり高く月降水量は少なかった。
| 8月の記録(1位更新のみ、*はタイ記録) | なし |
|---|
値の横に]がある場合には、月別値を求める際に使用したデータ(日別値)に欠測等、統計に用いなかった値が含まれている(資料不足値)
ミクロネシアから東南アジアにかけて、日照時間が平年より多かったため、異常高温となりました。ミクロネシアのヤップ島では、月平均気温が29.1℃となり(平年差+2.2℃)、マレーシアのコタキナバルでは、11日の日最高気温が35℃に達しました(平年値:約31℃)。また、ミャンマーのモンユワでは、2日、5日、12日の日最高気温が40℃に達しました(平年値:約34℃)。
インドから中東にかけて異常高温となりました。イランのケルマーンでは、月平均気温が29.2℃となり(平年差+4.7℃)、サウジアラビアのダーランでは、10日の日最高気温が51℃に達しました(平年値:約42℃)。
メキシコから南米北部では、積雲・積乱雲の活動が平年よりも不活発で、日照時間も多く、異常少雨・異常高温となりました。メキシコのグアナフアト州グアナフアトでは、月平均気温が21.3℃(平年差+1.8℃)となり、月降水量が72mmとなりました(平年比44%)。また、フランス領ギアナのサンローランデュマロニでは、12日、30日の日最高気温が36℃に達し(平年値:約32℃)、月降水量は52mmとなりました(平年比29%)。
オーストラリア周辺では、北からの暖気の影響を受けることが多く、異常高温となりました。オーストラリアのアリススプリングズでは、月平均気温が19.5℃となり(平年差+4.9℃)、ニュージーランドのギズボーンでは、26日、30日の日最高気温が21℃に達しました(平年値:約16℃)。
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天気図をクリックすると、各期間の天気図PDFファイル(約550KB)が開きます。
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