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〜こんにちは!気象庁です!平成20年5月号〜◎ リーフレット版「こんにちは!気象庁です!」【PDF形式:1.14MB】
- 内 容
- ◎ 竜巻注意情報の発表開始について
- ◎ 6月の気象〜梅雨〜
気象庁では、平成20年3月から竜巻注意情報の発表を開始しました。
竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風に対して注意を呼びかける気象情報で、雷注意報を補足する情報として発表します。この情報は防災機関や報道機関へ伝達するとともに、気象庁ホームページでお知らせします。
竜巻などの激しい突風に対する気象情報は、発生の可能性に応じて段階的に発表します。半日〜1日程度前には気象情報で「竜巻などの激しい突風のおそれ」と明記して注意を呼びかけます。数時間前には雷注意報でも「竜巻」と明記して注意を呼びかけます。さらに、ドップラーレーダーによる観測等から、今まさに、竜巻、ダウンバースト等の激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断したときに竜巻注意情報を発表します。
激しい突風をもたらす竜巻などの現象は、発現時間が短く、発現場所も極めて狭い範囲に限られます。一方、この情報は各地の気象台等が担当している比較的広い領域(概ね一つの県)を対象に発表します。このため、竜巻注意情報が発表された地域でも必ず竜巻などの突風に遭遇するとは限りません。竜巻注意情報が発表された場合には、まず周囲の空の状況に注意を払ってください。さらに、空が急に真っ暗になる、大粒の雨が降り出す、雷が起こるなど、積乱雲が近づく兆候が確認された場合には、頑丈な建物に避難するなどの身の安全を図ってください。また、人が大勢集まる屋外行事や高所作業のように、避難に時間がかかると予想される場合には、気象情報や雷注意報にも留意し早めの避難開始を心がけてください。なお、竜巻注意情報の有効期間は発表から1時間です。注意すべき状況が続く場合には、竜巻注意情報を再度発表します。竜巻注意情報の利用については、リーフレット(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tatumaki/index.html)もご覧ください。
中国から日本にかけての東アジア地域では、春と夏の季節の変わり目に梅雨という季節現象があります。この時期、大陸の高気圧と太平洋の高気圧の境目付近に東西にのびる梅雨前線が現れ、太平洋高気圧の勢力が強まるにつれて、前線はゆっくり北上していきます。この前線の影響を受けて、沖縄や奄美地方では5月から6月にかけて、本州付近では6月から7月にかけての約一か月半の間、曇りや雨の日が多くなります。
梅雨の雨は、夏の水需要を支える貴重な水資源となります。一方、梅雨前線に向かって南の海上から湿った空気が流れ込むと、前線付近で積乱雲が発達し、大雨や集中豪雨が発生します。本州付近では、梅雨前線が近づく7月の方が大雨は起こりやすくなりますが、6月も油断は禁物です。最近では、平成18年6月21日から28日にかけて、梅雨前線が東シナ海から本州付近に停滞し、九州北部を中心に総雨量500mmを超える大雨が降りました(図1、2)。この大雨により各地で土砂災害や堤防決壊、家屋の浸水などの災害が発生し、9名の死傷者が出ました。
地元の気象台や気象庁からは、大雨などの注意報・警報、気象情報が随時発表されています。テレビ、ラジオのほか、気象庁ホームページの「防災気象情報」をご利用いただき、災害に備えて早めの対策をとるように心がけましょう。
| 平成20年3月最大震度別/M別地震回数表 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 震度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5弱 | 5強 | 6弱 | 6強 | 7 | 合計 |
| 回数 | 59 | 24 | 11 | 2 | 96 | |||||
| M | M4.0〜4.9 | M5.0〜5.9 | M6.0〜6.9 | M7.0〜 | 合計 | |||||
| 回数 | 81 | 17 | 2 | 100 | ||||||
震度5弱以上を観測した地震及び津波を観測した地震はありませんでした。
全国で震度1以上が観測された地震の回数は96回、日本及びその周辺におけるM4以上の地震の回数は100回でした。
国土地理院のGPS観測結果では、全国の地殻変動について特に目立った変動は見られません。
桜島では、4月8日(期間外)00時29分に、昭和火口で爆発的噴火が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が5合目まで達しました。また、九州地方整備局の協力を得て行った上空からの観測及び現地調査で、火砕流が火口から東に約1km流下した痕跡を確認しました。このように、昭和火口の噴火活動が活発化していることから、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
阿蘇山では、孤立型微動の回数が多い状態が続いていますが、中岳第一火口の湯だまりの湯量やその表面温度に変化はありません。
その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。
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日本付近は、冬型の気圧配置となる日はほとんどなく、移動性高気圧に覆われて晴れる日が多かった。また、低気圧の通過時には南から暖かい気流が流れ込んだ。このため、気温は、北・東日本でかなり高く、ともに1946年以降3月として第2位の高い記録となった。
冬型の気圧配置となる日はほとんどなかった。低気圧の影響も主に西日本に限られたため、東日本日本海側と北日本では降水量が少なかった。特に、北日本日本海側ではかなり少なく、1946年以降最も少ない記録となった。一方、沖縄・奄美では多かった。
移動性高気圧に覆われる日が多かった。このため、北日本太平洋側を除き、全国的に日照時間が多く、西日本太平洋側と沖縄・奄美ではかなり多かった。
| 3月の記録(1位更新のみ、*はタイ記録) | ||
|---|---|---|
| 月平均気温の高い記録(℃) | 羽幌 1.7、留萌 2.0、旭川 0.6*、小樽 2.7*、札幌 3.3、岩見沢 1.7、帯広 2.0、釧路 0.7、寿都 3.3、室蘭3.0*、苫小牧 2.1、浦河 2.1、函館 3.7、倶知安 1.3、広尾 1.7、深浦 5.0、青森 4.6、秋田 5.8、盛岡 4.6、名古屋 10.4* | |
| 月降水量の少ない記録(mm) | 寿都 17.5、倶知安 32.5、青森 17.0 | |
| 月間日照時間の多い記録(h) | 姫路 213.6、宮崎 232.7、枕崎 209.7、屋久島 152.7 | |
値の横に]がある場合には、月別値を求める際に使用したデータ(日別値)に欠測等、統計に用いなかった値が含まれている(資料不足値)
東シベリアから中東では、シベリアからヨーロッパ北部が低圧部となった影響で暖かい南風が入ることが多く、広い範囲で異常高温となりました。東シベリアのベルホヤンスクでは月平均気温-20.5℃(平年差 +9.1℃)、中国フーペイ(湖北)省のウーハン(武漢)では月平均気温14.4℃(平年差+4.2℃)となりました。トルクメニスタンのサラフスでは、下旬に日最高気温が30℃を超える日が続きました(平年値:18〜21℃)。
フィリピン南部からインド南部では、対流活動が平年より活発で、異常多雨となりました。マレーシアのクアラルンプールでは月降水量546mm(平年比237%)、 インド南西部のゴアでは月降水量43mm(月降水量平年値:0.8mm)となりました。
中央シベリアからヨーロッパでは、低気圧の活動が平年より活発で、広い範囲で異常多雨となりました。ルーマニアのビストリツァでは月降水量112mm(平年比368%)となりました。
米国東部では、低気圧の通過でまとまった降水となることが多く、異常多雨となりました。米国ミズーリ州のスプリングフィールドでは、18日の日降水量が130mm以上となりました(3月の月降水量平年値99.4mm)。ミシシッピ川やオハイオ川などの流域で洪水の被害が伝えられました(FEMA)。
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